
多くの企業は、「会計事務所(税理士事務所、公認会計士事務所、税務会計事務所を含む)」に、税務 申告をはじめとした税理士業務を依頼します。しかし、会計事務所の実態はつかみづらく、「怖い先生がいてとっつきにくい」、「淡々と決算申告の事務処理をするところ」、「税務署の対応窓口(税務署の下請、味方)」といったイメージが先立っているのが現状だといえます。
ここでは会計人の仕事を4つの項目に大別し、ご紹介します。
「監査業務」とは、法人の決算や確定申告における申告書を1年間(12ヶ月)の集大成として国や地方自治体に提出する業務です。決算時期や確定申告月に1年間のすべてをまとめるのはとてつもなく時間がかかりますので、月に1回程度お客様を訪問し、出納帳のチェックや領収書、請求書の整理、経理・財務面からの経営アドバイスなどを行なっていきます。監査業務を狭義としてとらえれば、公認会計士法に基づく法的独占業務といえるでしょう。
税務書類の作成や税務申告の代理、および税務に関する相談などの業務を総称して税務業務といいます。税務業務は、法人だけではなく個人もクライアントになるため、多くの会計事務所にとって収益の柱となっています。
会計業務とは「税務業務以外の経理一般の業務」を指します。具体的には財務諸表を作成したりすることから、財務や経理に関する指導、管理会計・未来会計など、今後どのような戦略を取っていけばいいのかを判断するための資料作りを行います。
コンサルティング業務は、会社の経営計画策定支援、実行に関わる助言などを行う経営コンサルティングから、株式公開、システム、人事労務、財務、税務コンサルティングにいたるまで多岐に渡ります。コンサルティング業務は、今後会計事務所が生き残っていくための付加価値サ-ビスとして必要不可欠であるといわれています。